サヨクの嘘を暴け! 〜放射能編〜 《跡地》

【原発事故】 放射能は恐ろしい。 極僅かの被曝でも何年か後の発癌率が確実に上昇する!U
福島第一原発の事故発生から丸一年経過が経ちました。 鎮魂と復興を祈念して放射能について触れておきます。

【問】本当に恐ろしい被曝は内部被曝である。

 内部被曝は、外部被曝なら衣服で遮断されてしまうアルファ線による被曝が起こる。
 このアルファ線は高LET放射線なので、DNAへの攻撃性が低LET放射線であるベータ線やガンマ線と は桁違いだ。
 したがって、1本鎖の破損ではなく2本鎖の破損が容易に起こる。
 1本鎖の損傷ならDNAポリメラーゼによる修復が完璧に行われるが、2本鎖の破損は近接する塩基 パターンを用いて修復する為にエラーDNAとなってしまう。

 このエラーDNAが癌化する。

 少なくとも外部被曝に於いて低線量被曝は問題視すべきではないが、内部被曝は低線量でも大問題 だ。

 線量で線引きすべきではない。

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【答】アリエナイ。

 アルファ線を出す放射性物質に因る内部被曝だって、極微量ならそんなに恐ろしいわけではない。

 幾らアルファ線が恐ろしいといっても、放射線加重係数はガンマ線の20倍なんだから、ベータ線やガ ンマ線を出す放射性物質の20倍危険という話でしかない。

 そして、ラジウム、プルトニウム、ウラニウム、ラドンなどから放射されるということは、逆に言えば、テ レビや新聞を賑わせた福島原発事故由来の放射性物質で、アルファ線を出すモノは殆ど無いというこ と。

 ストロンチウム-90  90Sr   ベータ線

 ヨウ素-131      131I    ベータ線、ガンマ線

 セシウム-137     137Cs   ベータ線、ガンマ線

 「ウランやプルトニウムが水蒸気爆発で爆散したじゃないか」と言われそうだけど重金属を含んだ黄 砂が支那から飛んで来るように、比重の軽い担体に載らない限り、比重の重さ故にそう簡単に遠距離 まで届かない。
 いや、まったく届かないワケではないが、物凄く細かい微粒子でないと風で飛ぶのは無理だし、微粒 子だと質量比で空気抵抗が大きいから上昇気流+風が止むと直ちに失速して落下してしまう。
 ウランもプルトニウムも燃料ペレットとして固められた存在だから、幾ら水蒸気爆発が凄くても微粒子 化するのはホンの一部。
 そんな極々僅かな物が広い範囲に飛び散るのだから、あの水蒸気爆発の直後に、福島第一原発の 方を向いてクチをぽかーんと開けていても、ウランやプルトニウムの微粒子なんて、クチに入る可能性 はほぼゼロだ。

 というか。

 水蒸気爆発によって吹き飛ばされたプルトニウムの飛沫が、人体に悪影響を及ぼすレベルでクチや 鼻から体内に侵入する可能性があるというなら、疾の昔にメリケンやフランス,支那中共がバカスカ核 実験をやりまくった際に、原子炉の核燃料よりも遥かに高濃度なプルトニウムが爆散して、世界中の 人々の体内に入り込んだ後だ。

 更に遡れば、1945年8月6日にウラニウム型原子爆弾リトルボーイが広島市へ投下され、同年8月9 日、プルトニウム型原子爆弾ファットマンが長崎市に投下されている。

 この時に撒き散らされたウラニウムとプルトニウムの量を考えれば、西日本は疾の昔に人が皆 死に絶えていなきゃおかしい。

※:反原発のサイトでは
  「原爆は放射性物質をエネルギーに変えるので、放射性物質の飛散は無い」
  と大嘘を吐いていますが、騙されないように。

  当時の技術でE=MC^2に従って質量をエネルギーに変換できるのは、精々1割です。

 広島市に投下されたウラニウム型原子爆弾ではウラン235が約60kg使用され、
 長崎市に投下されたプルトニウム型原子爆弾では天然ウラン120kgの球体と6.2kgのデルタ相プルト ニウム合金が使用された。
 このうち1割程度の質量が核反応によって熱エネルギーとなり、残りの9割が爆風で撒き散らされて いる。

 もっとも、原子爆弾の爆風は強烈だったため、かなりの量が宇宙速度を超えて地球の外へ飛び出し てしまったようだが、それでも粒子の小さい放射性物質は、質量比で空気抵抗が大きいため、大気と の摩擦によって減速して地表に降りた。

 体内に入ればアルファ線で被曝してしまう恐ろしいウラニウムやプルトニウムという放射性物質が日 本を中心とした広い範囲に撒き散らされたのだ。

 福島原発で起こった水蒸気爆発に伴って放出されたウラニウムやプルトニウムで癌患者が激増する 位なら、疾の昔にアジアは滅んでいる。

 つまり、現状でアルファ線に因る内部被曝を憂慮するのは杞憂なのである。



 - - おまけ資料 《 プルトニウムの基礎知識 》 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -  -

 プルトニウム238の比放射能は 1gあたり 6.3×10^11Bq。つまり、6300億Bq(630GBq)。

 プルトニウム239の比放射能は 1gあたり 2.1×10^9Bq、つまり、21億(2100MBq)Bq。

 プルトニウム240の比放射能は 1gあたり 8.4×10^9Bq、つまり、84億Bq(8400MBq)。

 プルトニウム241の比放射能は 1gあたり 4.1×10^12Bq、つまり、4兆1千億Bq(4T100GBq)

 算出元データ ⇒ http://home.hiroshima-u.ac.jp/er/ReneN_P_P1.html

 逆算して1Bqのプルトニウム238は 1.6×10^-12g。つまり、16模糊g(1600fg)。

 同様に1Bqのプルトニウム239は 4.8×10^-10g。つまり、48渺g(480pg)。

 1Bqのプルトニウム240は 1.2×10^-10g。つまり、12渺g(120pg)。

 1Bqのプルトニウム241は 2.4×10^-13g。つまり、24逡巡g(240fg)。



 なお、命数法については ⇒ http://www.geocities.jp/club_himagine/thatsgaku/meisuho.htm


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