『Fight for Justice 日本軍「慰安婦」――忘却への抵抗・未来の責任』 を斬る 《跡地》



解決編 5 世界の植民地責任・戦争責任

 - 1 アメリカ、カナダの日系人への戦後補償 〜合い言葉は「リドレス」〜 を斬る

 引用元URL → http://fightforjustice.info/?page_id=2459 ( 魚拓 )


 以下、青い色の文字がwebサイト『Fight for Justice 日本軍「慰安婦」――忘却への抵抗・未来の責 任』からの“引用”です。


 戦時中に強制収容された日系人たち

 1941年12月7日の日本軍によるハワイ真珠湾攻撃直後に、日系人指導者が逮捕されました。
 翌年2月の「大統領行政命令9066号」により、西海岸諸州に住む日系人に退去命令が出され、
 法の正当な手続きもなく、約12万人が内陸にある収容所(11カ所)に集団的に送られました。
 過酷な収容所生活のなかで、財産損失だけでなく、大きな精神的打撃を受けました。
 同じように「敵性国人」とされたドイツ系、イタリア系は財産放棄や長期にわたる強制収容は
 なかったので、人種差別であったと言えます。

 

 「 人種差別だったから良くない 」 と。 そういう話なのか?

 だったら、日本が朝鮮半島で行ってきたことは無問題になるぞ。

 北朝鮮人や韓国人が 「 強制連行されて無理やり働かされた 」 と言って憚らない炭坑等の過酷な労 働や、同じく 「 強制連行されて売春を強要された 」 と言って憚らない慰安婦は、日本人も同じ様に就 いて働いていたのだからな。



   [ 画像:5-1画像 省略 (引用元アドレスをご参照ください)

 1970年代に3世たちがはじめたリドレス運動

 戦後、日系人は沈黙を続けました。
 しかし1960年代の公民権運動(アフリカ系による権利獲得運動)に刺激をうけて、
 1970年に若い3世たちによって収容所跡地への「巡礼の旅」が組織され、
 歴史の掘り起こしが始まりました。
 1978年、日系米市民協会(JACL)の年次大会で謝罪と補償を求める運動を立ち上げました。
 1980年に日系人補償賠償実現連合(NCRR)が結成され行動を起こし、
 二世を中心とする日系アメリカ人補償全米連合(NCJAR)は1983年に集団訴訟による
 補償裁判を起こしました。

 1980年、収容について調査する委員会の法案が成立し、翌年から全米10都市で
 公聴会が開かれた(20日間、750人の関係者が証言)ことで、2世たちが証言をはじめました。
 これに基づき出された調査委員会報告書『否定された個人の正義(Personal Justice Denied)』
 (83年)では、日系人の訴えをほぼ認め、生存者への補償(一人当たり2万ドル)などを
 勧告しました。

 以後、補償法案が議会で審議され、ついに87年9月、日系人補償を定めた「市民的自由法案」が
 下院本会議で可決され、翌年4月に上院でも同様の法案が可決されました、
 一本化された法案に対して、88年8月にレーガン大統領の署名を得ました。

 
 「市民的自由法」とリドレス

 このときに使われたのが「リドレス(redress)」という言葉です。
 「金銭による補償(reparation/compensation)」ではなく、「不正・過ちを正す」ことを意味します。

 

 ならば敢えて訊こう。

 同じ日本人として、同じ様に炭坑で働き、同じ様に慰安所で働いていた “生粋の日本人” と “併合に 因って日本人となった元朝鮮人”。

 何が不正で、何が過ちだったのか。

 炭坑で 「 生粋の日本人は安全な場所で高給,朝鮮由来日本人は危険な場所で薄給 」 だというなら それは不正で過ちだったかも知れないが、そうであるなら物証を示さねばならない。

 慰安所で 「 生粋の日本人は清潔な仕事場で高給,朝鮮由来日本人は不衛生な仕事場で薄給 」 と いうなら、これも以下同文だ。



 同法(Civil Liberties Act of 1988)は、まず
 「 日系人の基本的な市民的自由と憲法上の権利の根底からの侵害に対し、
  議会は国を代表して謝罪する」と公式謝罪を行い、一人2万ドルの個人補償を規定しました。
  その対象者は収容当時、日系のアメリカ市民または永住外国人で、
  同法成立時に生存していた人です。
  亡くなった人は除外されましたが、立法後に亡くなった人はその家族などに
  補償金が支払われました。 戦後日本に帰化して日本に住む人も補償されました。
  約6万人が対象となりました。
  また対象者には「第二次大戦中に重大な不正義が日系アメリカ人に対して行われた 」
 ことを認めた「ブッシュ大統領の手紙」が送られました。

 特徴的なのは、被害者に申請の必要はなく、補償対象者を探す責任は
 アメリカ政府が負ったことです。
 「 アメリカ政府の過ちなのだから、政府が責任をもって対象者を探し、謝罪・補償を行うという
  考え方」(岡部一明)
 なのです。

 

 だから何だ?

 日本軍が朝鮮半島で行った 『強制連行による危険で過酷な強制労働』 やら 『強制連行による本人 の意思に反した被管理強制売春』 も 「 日本政府が補償対象者を探せ 」 ってか。
 バカ扱くでねぇ。
 朝鮮人が気に入ろうが入るまいが、南下するロシアの脅威から朝鮮半島を護る為に日本政府は朝 鮮半島を併合して、朝鮮人は一時的に日本人になったんだ。 だから、今の韓国人や北朝鮮人の爺婆 は、大東亜戦争当時に日本人として徴用された。 炭坑の労働なんて、危険で過酷で重労働だから今 だったら若者の誰も行きたく無い職場だけど、当時は日本本土も朝鮮半島も一部のエリートを除いて 仕事を選り好みなんかできなくて、学歴も職能もなくても高い報酬が得られた炭坑は成り手が一杯居 た。 望んだからといって誰でも炭鉱で働けたワケではない。 むしろ、炭鉱で働いていたのは、高収入 が約束された勝ち組だったんだ。 生粋の日本人も併合に因って日本人になった朝鮮人も、皆が炭坑 へ行って同じ様に働いたんだ。 慰安婦だって同じだ。 朝鮮半島だけじゃない日本本土だって、娘で も売らなきゃ一家が餓死するような貧乏がそこかしこに溢れていた。 みんな生きる為に必死だったん だ。
 だから、日本の戦争犯罪としての強制連行の証拠なんか存在しなくて当然なんだ。
 あの当時は、それが当たり前のことであり、何も日本軍や日本政府が予算を組んで戦費を使ってどう こうする必要なんかなかったんだ。

 翻ってアメリカ政府が日本人を収容所へ強制収監したのは、今の韓国人や北朝鮮人を強制連行して 過酷な労働に就かせたり慰安婦にしたって妄言とは根本から話が違う。

 「 日本人をアメリカ人と同様に扱ったから収容所に入れた 」 んじゃなくて、敵性国人種がアメリカ国 内でテロ行為に及ばない様に一か所に集めて管理したんだ。

 もちろん、アメリカ政府が直接に手を下しているのですから、命令書もあれば予算を組んだ計画書も 存在して、おそらくは収容者のリストも存在しているでしょう。 一方で、強制連行されて重労働に就かさ れた男性や慰安婦にされた女性は、日本政府が直接に手を下したワケではありませんから、日本政 府にリストがありません。 強制労働にしろ慰安婦にしろ集めたのは業者 ― しかも、朝鮮人の業者  ― です。

 これを

 > 日本政府の過ちなのだから、政府が責任をもって対象者を探し、謝罪・補償を行う

 とするのは無理です。

 5W1Hが曖昧で掴み所がなく、証言する度に内容が二転三転する 「 私は被害を受けた 」 という“被 害証言”以外に被害を証明する物がありません。

 そうすると、被害証言を鵜呑みにして自称被害者を全員救済対象とするしかありません。

 しかし、国民の大部分が誠実でお人好しな日本人が相手なら未だしも、基本的に自分が得をする為 に吐く嘘は恥ずかしくないと考える民族を相手に、それは無理です。

 韓国人の場合、『偽証』という問題が付き纏います。

   《2》 韓国人は日本人の671倍ウソつきらしい
   http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Kaede/3250/noriasa/k2.htm

   > 2000年の場合、韓国で偽証罪で起訴された人が1198人であることに比べ
   > 日本は5人だった。
   > 韓国と日本の人口の差を考慮した場合、
   > 国内の偽証が日本の671倍に達するというのが最高検察庁の分析だ。
   >
   > 偽証がこのように多い理由は、嘘を大したことと思わない社会の風潮と、
   > 「情」にもろい韓国の文化が最も大きな理由だと判・検事は話す。

 罰金程度とは言え、一応は刑罰が伴う法廷でコレです。


   2011/12/18 博士の独り言 II
   韓国・偽証大国の憂鬱
   http://torakagenotes.blog91.fc2.com/blog-entry-597.html

   > 平成21年8月19日付メモより重稿
   > 偽証罪は日本の約300倍
   >
   > 偽証に悩まされる韓国の法廷(上)
   > (前略)
   > 民事裁判、刑事裁判ともに、法廷での偽証行為が一向に減らないため、
   > 裁判所や警察が頭を抱えている。
   > 巧妙で悪意のある偽証が司法の信用を失墜させているばかりでなく、
   > 裁判所が意欲的に試行している公判中心主義を定着させる支障となっている。
   >
   >
   > 韓国は偽証大国
   >
   > グラフによれば、2008年の「立件数」が1786人、「正式裁判回付数」が1251人とあり、
   > 仮に、後者と、日本の「年間10人前後」を10人として単純比較しても、
   > 偽証罪は121.1倍となる。
   > 仮に、韓国の人口が日本の2分の1とすれば、242.2倍。
   > あるいは、日本の40%程度とすれば、312.8倍(四捨五入)にもなる。
   > その国を観る時の1つの重要な参考要素として、犯罪件数やその内容を問う見方が
   > あろうかと思う。
   > この「偽証罪」の一点を観察しても、韓国は、まさに「偽証大国」であることが判る
   > のではないか。

 嘘を吐いても反駁されない。 いや、それ以前に、どこで犯行されたか分からない,誰に犯行された  かわからないまま進行する裁判では偽証がし放題である。 普通に偽証が咎められる裁判でさえ日本 人の数百倍も偽証がまかり通る韓国人。 そんな韓国人が幾ら偽証しても咎められない場で本当の事 しか言わないなどと、どうして盲目的に信用できるのか。

 たとえ加害者が日本軍関係者でなくても、被害そのものが実際に起こった事ならマダましだ。

 存在しない被害を訴えている可能性が高い ―― なにせ偽証がバレたら刑罰が伴う裁判でさえ、日 本人の数百倍も偽証しまくる韓国人が証言するんだから、裏付けが無い以上、基本的に嘘であるとい う前提で扱うべきである。


 > 日本政府の過ちなのだから、政府が責任をもって対象者を探し、謝罪・補償を行う

 を求めるのであれば、およそ文明人とは思えないこの民度の低さを改善してからクチにするべきで す。 息を吐く様に嘘を吐く韓国人を相手に其れをすることは自殺行為なのですから。



 なお2007年アメリカ下院で「慰安婦」謝罪要求決議案を提出したマイク・ホンダ(1941年誕生)は、
 幼少期を強制収容所で送った体験をしています。

 

   2013年11月04日 ネトウヨにゅーす。
   【米】マイク・ホンダ下院議員「全米各地にこの慰安婦像を設置しよう」
   http://netouyonews.net/archives/8125049.html

   > 102:名無しさん@13周年:2013/11/03(日) 23:33:39.42 ID:p4/TZHmD0
   > マイクホンダにあった「ベトナム戦争に従軍」「平和部隊に所属」は虚偽だとバレている。
   > また親とともに収容されていたと言われるコロラド(アマチ)の収容所の記録にも
   > 名前が確認されていない。
   > それから同議員はアメリカ生まれでないことも濃厚。 詐欺の可能性は90%以上。
   >
   > 悪事を働いては「私は日本人」と偽証する朝鮮人や韓国人多すぎ。

   > 149:名無しさん@13周年:2013/11/03(日) 23:51:46.53 ID:r49jWnEUO
   > 日本名、本田実
   > コイツのHP見ると英語・スペイン語、ベトナム語は載せている。
   > が、日本語は載せて無いし話せるかも不明
   > 因みにダニエル井上やエリック・シンセキ氏は話せる
   > で、コイツはカルフォニア州で1941/6/17に生まれたと称し、
   > コロラド州の日系人収容所に収容されて、1953年にカリフォルニア州に戻ったと言ってるが、
   > 収容所は1946年に閉鎖されているので矛盾がある
   > 尚、その収容所の7318名の日系人名簿に本田実があるかはいまだに不明
   > 両親は熊本出身と称してるが本籍は不明で日本の親戚も存在不明
   > 前述したダニエル井上氏やエリック・シンセキ氏の家系の日本での親戚は追跡でき
   > 遠縁の存在も判明しているが本田家の日本での痕跡は追跡出来ない

 幼少期を強制収容所で送ったマイク・ホンダが、米国を憎むようになったというなら未だしも、どうして 日本を憎むようになったのか理解に苦しんでいたのですが、その正体が背乗りだったというなら全てが 納得行きます。



   [ 画像:5-1画像3 省略 (引用元アドレスをご参照ください)


 2.カナダの日系人への戦後補償

 カナダでも1942年初めから、日本国籍の成人男子を「道路キャンプ」に送り、
 西海岸の全日系人をブリティッシュ・コロンビア州内陸部、州北部、プレーリーなどの施設、
 内陸6カ所の収容所などに送りました。
 当時の日系カナダ人総数2万2000人のうち91%が移転させられました。

 カナダの日系人収容はアメリカよりも過酷であったといいます。
 初期には多くの場合、家族はバラバラに収容されました。
 さらにカナダ政府は、収容に当たって日系人の財産を没収し、
 その売却費用を収容費用にあてました。 戻るべき家屋や財産を奪ったのです。
 それだけでなく、戦後はカナダ生まれの2世(カナダ国籍)を含め約1万人の日系人を
 日本に送還しようとしました。 抗議がおこりましたが、4000人の日系人が日本に送られました。

 カナダで戦後補償を要求する運動が始まったのは、アメリカと同じく若い3世が覚醒した
 1970年代からです。
 1977年の日系カナダ人百年祭をきっかけに、同年日系カナダ人賠償委員会(JCRC)が
 結成されました。
 1980年には補償要求を最重要課題に掲げた全カナダ日系人協会(NAJC)が新たに改組され、
 84年に同団体の意見書「裏切られた民主主義」が政府に提出されました。
 87年に日系以外も含む日系カナダ人補償全国連合(NAJA)も組織されました。
 翌88年にオタワで400人のデモ行進が行われた。

 88年9月22日、アメリカに続いて、カナダのマルルーニ首相は議会で日系人補償を行う声明を
 発表した。
 その内容は、過去の不正を認め、生存する収容所体験者に一人当たり2万1000カナダ・ドルの
 個人補償、さらに日系社会全体への社会・教育・文化への助成1200万カナダ・ドル、
 人権擁護のための「カナダ人種関係基金」設立費用2400万カナダ・ドルの拠金です。
 アメリカが立法による個人補償だったに対して、カナダではNAJCとの「合意」(協定)の形をとり、
 個人補償だけでなくコミュニティへ助成がある点などが異なっています。

 

 http://kamome.lib.ynu.ac.jp/dspace/bitstream/10131/2533/1/KJ00004464418.pdf
 より、対象となった生存する“収容所体験者”は1万2,000人であり、当時の2万1,000C$が日本円で233 万円である。
 よって、個人補償額は2億5200万C$、すなわち約279億5990万円。

 日系社会全体への社会・教育・文化への助成1200万C$は、約13億3142万円。
 人権擁護のための「カナダ人種関係基金」設立費用2400万C$は、26億6284万円。

 全部合計しても319億5416円でしかない。

 一方で、日本は、日韓基本条約に於いて、無償で3億ドル、有償で2億ドル、民間借款で3億ドルを韓 国に支払っています。
 有償と民間借款を別にすると3億ドルが返済不要のお金として渡されました。

 この3億ドルを当時のレートである360円/1ドルで換算すると1080億円になります。
 当時の大卒初任給が約2万円,現在の大卒正規社員初任給が約20万円として、物価換算率10倍を 掛けると、当時の1080億円は、現在の1兆0800億円に相当します。

 この1兆800億円を、韓国が主張する通りに、強制連行労働者70万人、従軍慰安婦20万人の合計90 万人の賠償対象者で割れば、一人あたりの金額は120万円になり、それはカナダの日系人補償よりも 小額になってしまうのですが、カナダの日系人補償は

 > 生存する収容所体験者に一人当たり 〜

 です。

 韓国が主張する被害者数は、慰安婦20万名の内、15万名が殺されたということになっていますから、 強制連行労働者70万人も4分の3が殺されていると仮定すると、日韓基本条約締結の時点で生存して いた被害者数は 5万人+70万人×1/4=22万5,000人になります。
 1兆0800億円から、朝鮮系社会全体への社会・教育・文化への助成としてカナダと同額の約13億 3142万円と、人権擁護のための「朝鮮人種関係基金」設立費用 (これもカナダと同額) 26億6284万円 を抜くと残りは約1兆0760億円。
 これを生存被害者推定人数22万5,000人で割ると、一人あたり約489万円です。

 カナダの対日戦後補償 ⇒ 233万円/個人

 日本の対韓戦後補償  ⇒ 489万円/個人

 倍以上の超高額補償を既に払い終えている。


 こんなものに おかわり が請求できると考える韓国政府と日本のサヨクの思考が理解できない。

 猛々しいにも程がある。



 2012年5月、ブリティッシュ・コロンビア州政府がカナダ連邦政府による強制収容を
 積極的に支援したとして、正式に謝罪しました。
 BC州政府のヤマモト・ナオミ高等教育大臣(両親は体験者)が同州議会に謝罪を含む動議を
 提出したところ満場一致で可決され、州議会議長が謝罪を表明しました。

 

 だからどうした。

 アメリカやカナダに倣えと言うなら、日本政府も倣ってくれると思うよ。

 ただし、差額を返してから話をするなら(※1)、ね。

 もっとも、“倣う”以上は、カナダやアメリカと同額しか貰えない ( つまり、日韓基本条約よりも減額さ れる ) だろうし、日韓基本条約締結時点で生存していた被害者のリストが必要になるけどw

 そんなリスト、出せないでしょ(笑)。


 ※1:アメリカの個人補償額に関しては以下の通り、

    Discover Nikkei「アメリカの戦後補償(リドレス)」
    http://www.discovernikkei.org/en/journal/2010/9/17/amerika-no-redress/
    > 1990年10月9日の式典で9人の日系人に小切手が手渡されたのを皮切りに、
    > 個人への補償が開始され、ブッシュ大統領の署名入りの謝罪の手紙が同封された。
    > 1992年には更に4億ドルの資金が追加され、1999年までに8万人余の日系人に
    > 一人当たり2万ドルが支払われた。

    8万人X2万$=16億$。
    1992年に追加した4億$が1992〜1999年で2万人に遣われたと仮定するなら、
    1990〜1992年で6万人に12億$が遣われた勘定になる。
    4億$の為替レート(※2)を1996年時点の108.8円,
    12億$の為替レートを1991年時点の220.5円で計算すると合計3081億2000万円。
    これを8万人で割って、一人あたり385万1500円。


 ※2:USドル/円の為替レートの推移(年次)
    http://ecodb.net/exchange/usd_jpy.html





 <引用・参考文献、映像>

 ・ 岡部一明『日系アメリカ人ー強制収容から戦後補償へ』岩波ブックレット、1991年

 ・ <ハンドブック戦後補償>編集委員会編『ハンドブック戦後補償』梨の木舎、1992年

 ・ マリカ・オマツ著、田中裕介・田中デアドリ訳
  『ほろ苦い勝利?戦後日系カナダ人リドレス運動史』現代書館、1994年

 ・ 村川 庸子『境界線上の市民権.日米戦争と日系アメリカ人』御茶の水書房、2006年

 ・ TBSドラマ「99年の愛〜JAPANESE_AMERICANS〜」2010年11月3日 ? 11月7日放映

 ・ NHK・BS1ドキュメンタリー「沈黙の伝言〜日系カナダ人強制収容70年」2013年1月16日放映

 ・ 「カナダのBC州政府、強制収容に公式謝罪」(バンクーバー新報2012年5月10日第19号)

 ・ JB PRESS   http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/35338

 ・ Nikkei Internment Memorial Centre
  http://www.historicplaces.ca/en/rep-reg/place-lieu.aspx?id=15382


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